Unlock the Full Potential of Microbes

bitBiome株式会社

事業内容

bitBiome社は、地球上の微生物の潜在能力を引き出し、バイオエコノミーの未来を切り拓くバイオテクノロジー企業です。bitBiome社は、20億以上のシーケンスから成る非常に多様かつ世界最大規模の微生物ゲノムデータベース bit-GEMを作り上げ、バイオものづくりに貢献する酵素探索・改変プラットフォームbit-QEDを展開しています。bit-GEMには、従来は解析できなかった微生物の遺伝子情報を正確に読める世界初の「微生物シングルセルゲノミクス技術bit-MAP®」が活用されています。bitBiomeは微生物シングルセルゲノミクス技術と世界最大の微生物ゲノムデータベースをテコに、パートナー企業と脱炭素や循環型社会、医療イノベーションへの貢献を通じたバイオエコノミーの実現に貢献していきます。

マネジメントインタビュー

鈴木悠司
代表取締役社長 CEO

入社経緯

bitBiomeのことは2020年ぐらいから知っていました。私は過去にバイオテックスタートアップの米国事業を担当していたことがあり、その経験の共有という形で何回か当時の経営陣と意見交換を行いました。当時から、ユニークな解析技術bit-MAP®と高いポテンシャルを持つ会社というイメージでした。

その後、2021年にCOOとしての参加について声がけいただきました。改めて自分でbitBiomeの技術について研究し、経営陣・株主の方ともお話させていただいて大きな可能性を感じ、入社に至りました。

入社後の日々

入社後、受託の微生物遺伝子解析に加え、バイオものづくり事業を立ち上げました。バイオものづくりは米国と中国が大きな市場のため、両国における動向をフォローしつつ、特に米国の展示会への出展を企画・実行するとともに、解析技術を生かして蓄積したユニークな微生物遺伝子データベースbit-GEMの活用について議論を重ねました。その中で、バイオものづくりに即したプラットフォームbit-QEDの開発に成功しました。

2022年の7月にCEOを引き継いでからは、第二の創業として会社のPurpose, Purpose, Vision, Missionや事業戦略を社員とUMIを含めた株主様にも参加していただいて作りこむとともに、資金調達や政府のグラント獲得を行いました。

2023年末には米国法人を設立し、海外展開を本格的に開始しています。

今後の事業展開

今後は、bit-MAP®、bit-GEM、bit-QEDを生かした自社製品の開発、当社の持つユニークなデータとAIを活用した成果の開発、海外展開の加速化が大きな課題です。会社としてはこれからがより大きなチャレンジが続くフェーズになりますが、チーム一丸となって一歩一歩成長していければと思います。

UMI担当者コメント

bitBiome社のハンズオン支援に従事し、日本国内における協業支援を行っております。微生物関連のグローバル市場規模は大きいですが、活用できている微生物が0.001%以下となっているという現状に対して、当社の技術は活用可能な微生物数を飛躍的に増やし、市場規模を大きく増大させるポテンシャルがある技術だと考えています。今後、世界中のバイオモノづくり事業に大きなインパクトを与えることを期待しております。

柴藤祐介

アソシエイト