We are inspired by the power of data to revolutionize materials science
データの力で材料開発に革新をもたらす
材料データインフラとAIを材料開発の実態に即して統合するCitrine Platformは、最先端の材料開発を加速し、製品ポートフォリオの最適化を容易にします。研究開発における知財の体系的な取得・蓄積がCitrine Platformで容易になり、知財の再利用が可能になることで無駄を最小限に抑えられます。当社は、パナソニック、ミシュラン、昭和電工、ランクセスをはじめとしたアジア・欧米の著名な大企業とのプロジェクト実績を有しています。
Citrineの逐次学習の手法を用いることによって、これまでの勘と経験に頼った試行錯誤的なアプローチを脱し、分かりやすくデータドリブンなワークフローを利用できるため、材料開発スピードが向上します。
スマートなデータインフラ:Citrineのデータインフラは材料の全履歴情報を格納することができ、AIモデリングに最適
材料の専門知識の統合:Citrine PlatformはR&Dチームが有する科学的知見を体系化し、次のプロジェクトに伝達するだけでなく、次世代の材料研究者のためにも蓄積することで、材料開発を加速化
科学的ワークフロー:Citrine Platformに組み込まれたワークフローはコアとなるR&Dプロセスおよびアプリケーション・エンジニアリングのプロセスをサポート
直感的なユーザ・インタフェース:Citrineのユーザ・インタフェースはAIのコーディングが得意ではない材料研究者も利用可能
材料開発向けにカスタムしたAI:材料開発向けに基礎から構築したAIであり、小さくて希薄なデータセットであっても上手く機能
私Greg Mulholland(現CEO。材料開発と製品管理が専門)とBryce Meredig(現CSO。当時Northwestern大学の博士課程に在籍し、機械学習と既知の物理理論の組合せにより新材料を予測する研究を実施していた)のスタンフォードビジネススクールにおけるコラボレーションが、会社設立のきっかけになりました。
次世代のサステナブルかつ高機能な材料の開発・実装を、かつてないほど加速化することを目指し、2013年にCitrine Informatics社を設立しました。
我々は、パートナーとともにPoCプロジェクトを通じてマテリアルズ・インフォマティクスの有効性を実証することから始まりました。これら初期の実績から、Innovation Endeavors、 Prelude Venturesそして Data Collectiveといった一流のベンチャーキャピタルからの出資を受けることができました。この出資により、当社はチームを成長させ、市場におけるプレゼンスを向上し、世界をリードするマテリアルズ・インフォマティクスのソフトウェア・プラットフォーム構築に成功しました。
Citrine Platformは、高機能なデータインフラと材料開発に特化したAIを統合しています。昭和電工、パナソニック、ミシュランやランクセスといった一流のグローバル企業に採用され、次世代材料の開発・実装を加速させています。実際に多くのプロジェクトで98%以上の開発期間短縮を達成しています。
これまでCitrine Platformが、フォーミュレーション(塗料、コーティング、潤滑剤、粘接着剤等)、合金、ガラス、および電池材料といった多様な分野に活用できることを証明してきました。UMIとのパートナーシップによって、農薬、食品、包装材料、生分解性・リサイクル樹脂など更に多様な市場に参入していきたいと考えています。我々は、新材料開発向けMIプラットフォームの更なる利便性向上に加え、下流の製品開発と連携した材料の最適化を可能とする技術開発にも取り組んでまいります。今後も当社は日米欧を皮切りにグローバルに活動を続けていきます。
UMI担当者コメント
Citrineへの投資後のハンズオンサポートに従事し、企業価値向上のためのLP企業をはじめとする事業会社との協業サポート等を行っております。
当社のMIプラットフォームは、研究開発プロセスの高度化を様々な観点から実現しています。実際に多くの企業との契約が拡大しているフェーズであり、解約率が極めて低い点からも当社技術の有用性が伺えます。今後、更に多くのメーカーに活用され、生産性向上に寄与することを期待しています。
角田純一
プリンシパル