【開催報告】Emergent Tokyo 2026 日印イノベーション交流会

2026年10月15日、ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社(UMI)およびUMIベンチャーズ株式会社は、インドのベンチャーキャピタルである3one4 Capitalとともに、Emergent Tokyo 2026を開催しました。

当日は、企業、金融機関、投資家、研究機関などから多くの皆様にご来場いただき、インドの技術・産業動向や、日本企業とインド企業・スタートアップとの協業可能性について情報を共有しました。

インドの技術・産業が生み出す新たな機会

3one4 Capital Managing Partner & CIOのPranav Pai氏は、インドの技術・産業の成長機会について講演しました。AI・ソフトウェア、ディープテック、フィンテック、製造・サプライチェーンなど、インドで成長するスタートアップの事業領域と、グローバル市場への展開可能性を紹介しました。

続いて、UMI代表取締役パートナーの木場祥介が、「インドの今と、支援現場から見た日印協業の類型」をテーマに講演しました。

日本企業が持つ技術、評価力、品質基準と、インドが持つ原料、製造設備、サプライチェーン、成長需要を組み合わせ、技術評価や小規模な実証から段階的に事業化を進める日印協業のあり方を紹介しました。

インドの有望スタートアップ7社によるプレゼンテーション

3one4 Capitalの投資先7社が登壇し、それぞれの技術・事業と、日本企業との協業可能性を紹介しました。

Rezolv AI

FoundersのSonali Jindal氏とKaran Mehta氏が、銀行やノンバンク向けのAI債権管理・回収プラットフォームを紹介しました。音声AIやデータ分析を活用し、回収業務の効率化とコンプライアンス管理を支援しています。

ZeroCircle

FounderのNeha Jain氏が、天然ポリマーを活用したプラスチックフリー包装材料を紹介しました。食品容器や耐油紙などに対応し、リサイクル性や海洋環境への安全性にも配慮した材料を開発しています。

Pulse

Co-Founder & CEOのAnshul Sharma氏が、医療機器の開発、製造、品質管理、販売、アフターサービスを統合するプラットフォームを紹介しました。インドの製造基盤を活用し、医療機器の国内外への展開を目指しています。

H2Loop

CEO & Co-FounderのSairanjan Mishra氏が、自動車、半導体、産業IoTなどの組み込みソフトウェア開発を支援するAIを紹介しました。コード生成からテスト、規格対応、検証までを企業内の安全な環境で支援します。

AltEdge

FounderのNikhil Vaidya氏が、インドの製造網を活用した精密金属部品の供給プラットフォームを紹介しました。設計、試作、サプライヤー選定、品質管理、量産までを一貫して支援しています。

Scimplify

Suprith D S氏とNamaki Nakayoshi氏が、特殊化学品・先端材料の研究開発から量産、グローバル供給までを支援する事業を紹介しました。日本とインド双方の拠点を活用し、日本企業との共同開発や製造連携を進めています。

Senquire

FounderのVinayak Prabhu氏とCTOのGaurav Gupte氏が、製造現場向けのAI画像検査システムを紹介しました。欠陥の検出に加え、原因分析と工程改善までを支援し、不良の発生を抑える製造を目指しています。

日印連携による新たな産業協業

終盤では、一般財団法人日本エネルギー経済研究所 理事長の寺澤達也氏と、3one4 Capital ChairmanのT.V. Mohandas Pai氏によるファイヤーサイドチャットを実施しました。

日印間の産業連携を次の段階へ進めるために必要な投資、人材、政策、企業間パートナーシップについて意見が交わされました。

今後に向けて

イベント終了後のネットワーキングでは、参加者と登壇企業の間で、技術評価、共同開発、販売・製造連携、投資などをテーマとした活発な交流が行われました。

ご多用の中ご来場いただいた皆様、登壇者の皆様、ならびに開催にご協力いただいた関係者の皆様に、改めて心より御礼申し上げます。

UMIおよびUMIベンチャーズでは、今後もインド市場に関するイベントの開催や、市場・政策・産業動向、現地企業・スタートアップに関する情報発信を継続してまいります。

インドでの事業展開、現地企業との協業、技術・事業パートナーの探索などについて、ご関心やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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